SM動画マニア ～S男M女～

ここまで読んでいただいたということは、あなたはSMに興味のあるM女さんということでよろしいですね。

ではあらためまして、SM愛好者のKと申します。
性別は男、SM経験は5年〜10年、都内在住。
趣味や外見・年齢については申し訳ないですが個人特定を避けるためここでは控えさせていただきます。


文章を書くのはあまり得意ではないので読みにくい箇所も多々あるとは思いますが、
どうぞお付き合いよろしくお願いいたします。


一言でSMに興味があると言っても程度がありますよね。
・SMってよく聞くけど具体的にどんなのかはわからないので知りたい。
・SM動画とかは好きでよく見るので実際にプレイをしてみたい。
・プレイは怖いのだが興味はあるので実際に体験している人の話を聞いてみたい。
・素敵なご主人様とのプレイとはどんな感じなのか気になる。
などなど

簡単にまとめると、〈知識として知りたい 〉or〈体験したい 〉ですね。

両方について書きたいと思いますが、興味のない話は読み飛ばしてくださいね。

【知識として知りたい方へ】
ここまで引っ張っておいてこれを貼るのは少し申し訳ないのですが、
SMの概要でしたらwikipedia(SM)辺りで学んでみてください。

ただ僕が経験上伝えたいことは、実際にSMに従事する方、プレイを楽しんでいる方によってSMの解釈は十人十色であること。

ただ、大きく分ければ主に２種類に分けることができると思います。

１つはSMのプレイ友達
これはお互いの"したい"と"されたい"が一致したときに互いの欲求を満たす関係ですね。
縛りたい男性と縛られたい女性がお互いの欲を満たすためにプレイするといった感じです。
SM版のセフレというとわかりやすいですかね。

もう１つは主従関係
これは皆さんがよく思い浮かべるご主人様といった感じな調教メインの関係です。
これもその種類はまた細かく分かれていて、“ご主人様と奴隷” , “飼い主とペット” , “持ち主と玩具” など様々な関係性があります。（もちろんその定義もその人達によって微妙に違いますが）
さらに、その関係性に“恋人兼SMパートナー” , “SMのみ” , “一主一奴” , “多頭飼い” などの関係も重なってきます。
前者の関係性がSM版のセフレならこっちはSM版の恋人といった感じでしょうかね。

なのでSMをしたいと思ったらまずは自分が何を求めているのかを考えてみるといいでしょう。
もしそれもわからない場合は、僕でよろしければご相談にのることも可能ですので気になる方は下記連絡先までご連絡ください。

では、実際にプレイしている方々のSMとはどういうものなのか？
気になりますよね。

あなたの近くにSM経験者がいるのであれば直接お話を聞いてみてください。
ただし、一つの事例を聞いてSMというのはこういう物かと判断するのではなく、
いろんな方のお話を聞くことをお勧めいたします。

しかし周りにSM経験者がたくさんいる方は中々いらっしゃらないですよね。

そんな方には、経験者の個人blogなどを探して読んでみるのがお勧めです。

※その際、SM動画サイトではなく個人が普段のSMプレイを日記として公開しているものを参考にしてください。
SM動画サイトを運営している私が言うのも気が引けますが、SM動画を紹介しているサイトの殆どが広告収入目的であって、そこで書かれている文章も素人の方が適当に書いているだけです。
また、動画自体も一般的なAV（アダルトビデオ）と同じで、お客さんを（動画を見ている人を）対象に作られたものがほとんどです。
SM動画サイトの動画や解説を見てSMの世界に興味を持ってもらえるならまだしも、
それだけを見てこういう物かと嫌悪されてしまうことを、SM愛好者としては危惧しております。

個人blogの探し方ですがFC2 Blog Rankingなどで探すと見つけやすいでしょう。
もちろん検索サイト（Yahoo!やGoogleなど）を使い、好きなワードで検索する方法でも構いません。

ただ先程も申し上げた通りSMにはたくさんの形があるので、1つの形だけを見て判断するのではなく
いろんな方のプレイを見てみることを強くオススメいたします。

そこで何か共感できるものがあれば、その方へコメントなどを送りお話をしてみるのもありだと思います。
そういったきっかけからの流れでSMのパートナーや主従関係にまで発展することもありえることです。

もし知識としてのSMだけではなく、実際にSMを体験してみたいという思いが芽生えた方は下記の内容も読んでいただけると幸いです。


【SMを体験してみたい方へ】
さて、実はこれが一番伝えたいお話です。

「SMに興味があって体験してみたい。でもなんだか怖いし、どうやって体験したら良いのかもわからない。」
又は、
「何度か男性と出会ってみたがどうもしっくりこない。素敵なご主人様に出会えない」
そんな方が沢山いらっしゃると思います。

そこでここではそんなM女性の方々へのアドバイスを書いていこうと思います。

もしあなたがSMバーなどへ遊びに行ける環境なのであれば手っ取り早いです。
女性でしたら料金もあまりかかりませんし、お店の方々も丁寧にいろいろと教えてくれるでしょう。
こちらからプレイをお願いしない限り何かをされることもないのでご安心ください。

ただ、近くにSMバーがなかったり１人で行くのは不安で踏み出せない方も沢山いらっしゃいますよね。
そんな方にとってはネットでお話相手を探したりするほうが現実的だと思います。

なのでこの場ではネットを中心にお相手を探す上での注意点などをお話したいと思います。

伝えたい話その１
《自称ドS男にはご用心》
これは女性であれば説明せずとも理解できる方は多いでしょう。
わかりやすい例を挙げると「俺ドSだからさ〜」や「Mなら黙って俺の言うこと聞いてればいいんだよ」などとよく言う男性のことです。
これは、恋愛においてもよく言われていますが、この手の男性は一言で表すと”ナルシスト勘違い男”です。
一般的なSMにおいて大切なのはSとMの信頼関係です。自称ドS男は”S”という”M女受けのいい記号”を自分都合で使って自己の欲求を満たすだけの残念な男です。AVで得た誤った知識を我が物顔で使う、激しい手マン男なども似たようなタイプですね。

伝えたい話その２
《初対面からタメ口な男はご用心》
僕の経験上、パートナーがいる（又は女性を飼っている）素敵なS男性は、皆礼儀正しいです。
初対面からタメ口を使うような礼儀が悪い男性はいざプレイになっても相手の事を考えない自慰的なプレイばかりが目立つと思います。一夜の関係ならまだしも、SMのような信頼関係が大事なプレイにおいては礼儀がしっかりしてる相手を選びましょう。

伝えたい話その３
《知識のない素人は超危険》
SMをする上で知らなければいけない知識（特にS側が知っておくべき知識）というのは結構あります。
例えば、SMと言ったらと聞けば必ず出てくる緊縛・鞭・蝋燭についてでも話してみましょう。

まず緊縛についてですが、吊りをしなければ安全だと思っていませんか？
ネットで縛り方だけを覚えた男性は、次に女性で試してみたいと思います。出会い系サイトなどを使って相手を見つけて試そうとしますよね。
ですが、縛りにも最低限必要な知識はありまして、例えばプロは筋肉の隙間や血管を避けて縛ります。
それを知らずに画像とネットに載ってる縛り方だけを見て女性を縛ると、時間もかかりますしうっ血や麻痺、筋断裂などの危険もあります。

鞭を打たれたい、と思ったことはありますか？
鞭にも主に２種類ありまして、バラ鞭ならよいですが、何も知らずにアダルトグッズ店で一本鞭を買った男性に本気で叩かれたらどうなるでしょうか。最悪皮膚が剥がれます。

ローソクはどうでしょうか？
SM相手が家に使えそうなローソクが余ってたからと持ってきたとします。
そんなものを使われたら火傷しますよ。
ローソクもSM用の物がちゃんと存在します。

もちろん知っておくべき知識はこれらに関してだけではなく他にもたくさんあります。
浣腸・アナル拡張・針刺し・スカトロ・イラマチオ・ 尿道拡張・フィストファックなどなど。

どうでしょう、少しSMが怖くなってしまいましたか？
でもこれはとても大切なことです。
素人の方を相手に選ぶのが必ずしも危険とは言いませんが、
その相手が知識を持っているかどうかは会う前にちゃんと確認しましょう。

伝えたい話その４
《積極的にM女へオファーをするSM経験者は警戒せよ》
これは説明がないと理解し難いですかね。
まずネットでの一般的な出会い方である"出会い系サイト"や"SM掲示板"などの話ですが、女性が応募をするとたくさんの男性からオファー（応募）が来ますよね。
そして流れとしては、その中からいいなと思った人に連絡をしてその先へ進むと思います。

しかし、沢山の応募があったのにいい人が見つからなかった人や、実際に会ってはみたが納得のいくS男性に出会えなかったという人は結構いらっしゃるのではないでしょうか？
そしてその中には自分の選び方が間違えていてのかなと考えた女性もいるかもしれませんね。

ですが、僕の考えですと素敵なご主人様に出会えなかったのは、
決してM女さんの人を見る目がダメだったということではないと思います。

なぜなら、素敵なS男性はそもそも出会い系サイトや掲示板などではあまり相手を募集しないのです。
その理由も簡単です。魅力的なS男性は自分からM女に応募などせずともM女からお願いされるのです。
（正確にはさりげなくSがそう仕向けていることが多いですが）

結婚相談所にモテる人間はあまり来ない、ということと似ているかもしれません（笑）

もう一つ、どうしてこの話のタイトルで経験者と書いたのかということですが、これは簡単です。
初心者は未知数だからです。
もしかしたら将来非常に素敵なS男性になる可能性を秘めている人もいるかもしれません。
ただ相対的に考えてもその数は少ないでしょうし、少し前に説明した通り危険な素人もたくさんいます。
くれぐれも慎重に相手を探してくださいね。

伝えたい話その５
《すぐにプレイを求める男は危険》
普通のセックスに関してなら最低限の確認だけしておけばすぐにプレイをしても大きな危険は少ないです。
ですがSMに関してはそう簡単にはいきません。
プレイの内容にもよりますが、SMは普通のセックスより危険度が高いです。
さらに考え方なども人によってかなり違います。
好きな行為やNG行為、SMに対する考え方や相性などを確認しないで会うことはオススメできません。

伝えたい話その６
《顔写メを送る場合はエロ写メと一緒にしない》
ネットで知り合った相手と話を進めていくと、女性は特に男性から写メを要求される場合は多いと思います。
ですがもし身バレを避けたいのであればエロい写真と顔画像は絶対に分けて送りましょう。
相手に流出させる意志がなくても今の時代、ちょっとしたミスやウイルスのせいなどで画像がネット上に流出する可能性は考えられます。仮にどんなに変態的な画像が流出したとしても、顔さえ出なければ身バレする可能性をほとんどなくすことができます。
安易な行動をして傷つく可能性が高いのはM女さんです。気をつけてくださいね。

伝えたい話その７
《限界のときの合言葉を決めておく》
これは非常に大切なことです。
SMプレイの前には必ず限界のときの合言葉を決めておきましょう。
経験豊富なS男性や、長年の信頼がある関係でしたらその場の状況で判断できるかもしれないです。
しかし、そうでない場合は必ず決めておかないと、いざという時に危険な目にあってしまいます。
そしてS側にも必ず、合言葉を言われた場合はプレイを止めるように徹底させてください。
心配であれば本当に苦しくなる前に一度合言葉を発してみて、相手が約束通り止めてくれるか確認してみるのもありでしょう。

伝えたい話その８
《セーフティ・セックスを意識せよ》
SMに関してだけのことでもないですが、性感染症にはご注意ください。

相手が性病にたいしてどういう考えを持っているのか（対策をしているのか）は確認しましょう。

また、調教内容や関係性によっては複数の男性を相手にしたり、他の男性に貸し出される場合もあると思います。
そういう行為自体はお互いが納得していれば構いませんが、相手が性病を持っていないことは確認しましょう。

僕自身も性病検査は定期的にしていますし、複数で遊ぶ場合は安全だと確認ができる仲間としか遊びません。
貸し出す相手も信用できる（性病が無いことが確認できる）相手のみです。
ただ世の中には、ネットで無作為に相手を探し、少しのやりとりだけで女性にあてがう男もたくさんいます。

SMはその立場の違いゆえにM女さんから相手に対して意志や要望を伝えるのが難しいこともあると思います。
ですが、これに関しては少しでも不安な事があれば必ず相手に性病の確認（口だけでなく検査済みかまで）をしましょう。

女性ならご存知だと思いますが、性感染症は女性の方がリスクが高いです。
感染を放置して子宮から卵管・卵巣へと炎症が広がると流産や不妊につながることもあります。
絶対に自分が後悔しないよう行動してください。

伝えたい話その９
《相手を選ぶことに関してはSもMも対等》
これはそのままの意味ですが、ぜひ心の中に留めておいていただきたいです。
SMには主従関係が付きものですが、相手を選ぶことに関してはSもMも対等です。
どうぞお忘れなく。

他にも伝えたい話はいろいろとあるのですが、
全ては書ききれないので一旦ここで終わりにさせていただきます。

※ここに書いたお話は当然ですが個人の意見です。必ずしも正しいということでもありません。僕の話は参考程度にして、いろいろとよく考えてみてください。それこそが幸せなSMライフを送る一番の方法だと思います。







最後まで拙い文章を読んでいただき本当にありがとうございました。
皆様、素敵なSMライフを送りましょう♪



サイト管理人Ｋ